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(1)発熱について(2)引きつけについて(3)嘔吐について(4)下痢について(5)脱水について
(6)咳・喘鳴について(7)各論1 麻疹(8)各論2 風疹(9)各論3 特発性発疹
(10)
各論4 水痘11)各論5 水いぼ(12)各論6 手足口病(13)各論7 おたふくかぜ
(14)各論8 リンゴ病(15)各論9 マイコプラズマ肺炎(16)各論10 百日咳
(17)各論11 溶連菌感染症(18)各論13インフルエンザ

(番外編1)傷の手当(番外編2)ワクチンの注射について (番外編3)経口補液のレシピ
(番外編4)小児のスキンケア(番外編5)各論12 学校伝染病


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(4)下痢について
下痢の原因は、以下のようなものです。
@腸管内感染 ・細菌感染(キャンピロバクター、サルモネラ、病原性大腸菌、赤痢菌、ブドウ球菌) 
・ウイルス感染(ロタウイルス、エンテロウイルス、アデノウイルスなど) 80〜90% 
A腸管外感染 
・上気道炎、肺炎、中耳炎、尿路感染症など。 
B食事性(過食、過量の糖質、過量の脂質、不消化物、飢餓)
Cアレルギーや消化酵素不足による慢性の下痢

下痢症の時の観察点は、
・発熱、嘔吐、腹痛、腹部膨満、食欲、機嫌、脱水症状、意識の状態、痙攣の有無等。
さらに便の性状を観察して下さい。 
・回数:過去6時間の間に1時間1回以上は直ちに受診。
24時間に10回(1才以下)、15回(1〜2才)、20回(年齢不問)の下痢は、重症下痢なので直ちに受診。
・色 :黄色、白っぽい、米の磨ぎ汁様、黒、粘液、膿、血液の有無、不消化物、顆粒散乱便 
・量や臭い:オムツからはみ出す。くさい、すっぱい、精液臭等。

?症状は、ウイルス性か細菌性かで少し異なります。 
・ウイルス性:嘔吐から始まり、やや遅れて下痢が起こる。約1週間続く。下痢は1日数回〜10数回にも及び、水様で量も多く、色は白色に近いか薄い黄色 
・細菌性:発熱、嘔吐、腹痛、下痢、粘血便などが見られる。

下痢の治療は、
@原因除去:過食、腐敗した食物。
A食事療法:欲しがらないのに、無理に与えてはいけない。下痢が続くと牛乳や乳製品がよくない場合があります(乳糖不耐症)のでアイスクリーム等の乳製品も与えないで下さい。下痢が続いても体重低下がなければ心配ありません。回復期に入れば、全粥、豆腐、うどん等を主とした食事へ。 
B脱水症の予防と治療(後述)
C止痢剤 :回復期の使用で治癒を早め、食事も進めやすい点もありますが、原因によっては下痢止めを使わずに下痢をすることによって原因を体外に早く排出させた方が良い場合もあります。O-157のように腸管内で毒素をばら撒く可能性がある細菌の場合も止痢薬は使いません。  
Dカブレ  :できれば下痢をする度にお湯で洗ってあげて下さい。皮膚は弱酸性  ですが、腸液はアルカリ性なので皮膚のバリアが壊れてカブレの原因になります。長引く場合はさらに軟膏を使います。 
E重症の場合:腸を休ませるために水分以外は絶食にすることがあります。水分を口から摂れない場合は点滴で補います。

下痢に治療の基本は、腸の負担の少ない食物で、お腹を休ませ、失われる以上の水分を補ってあげることです。

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