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(1)発熱について(2)引きつけについて(3)嘔吐について(4)下痢について(5)脱水について
(6)咳・喘鳴について(7)各論1 麻疹(8)各論2 風疹(9)各論3 特発性発疹
(10)
各論4 水痘11)各論5 水いぼ(12)各論6 手足口病(13)各論7 おたふくかぜ
(14)各論8 リンゴ病(15)各論9 マイコプラズマ肺炎(16)各論10 百日咳
(17)各論11 溶連菌感染症(18)各論13インフルエンザ

(番外編1)傷の手当(番外編2)ワクチンの注射について (番外編3)経口補液のレシピ
(番外編4)小児のスキンケア(番外編5)各論12 学校伝染病


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(7)各論1 麻疹

麻疹は、昔から“命定め”といわれ、重い病気のひとつに挙げられ、現在でも命にかかわる病気です。

麻疹は、麻疹ウイルスの飛沫感染によって起こります。伝染力が強く、発疹がでる前でもうつるため、集団や家庭では感染を防ぐことは不可能です。治療も、直接ウイルスを殺す方法はありませんから、対症療法だけとなってしまいます。もちろん対症療法ですから、麻疹を軽くすることはできません。

症状の始まりは、熱・咳・めやに等で、普通の風邪と区別できません。その後一旦熱が下がりかけ、再び熱の上昇とともに発疹がでてきます。顔から始まる発疹は次第に全身に広がり、色もくすんで、重症に見えてしまいます。熱も高熱(39〜40度)になり、食欲や元気がなくなり、点滴や入院が必要となることも珍しくはありません。麻疹のみでも発熱が約一週間持続しますが、中耳炎や肺炎の合併により発熱が長期にわたることもあります。発疹は、少し色を残して次第に薄くなっていきます。麻疹による脳炎や肺炎が原因で、この日本でも毎年死亡するこどもが見られます。麻疹にかかってから数年後に脳炎を引き起こすことも稀ですがあります(slow virus infection)。

麻疹は重篤な病気で、治療法も対症療法しかありませんから、予防する事が大切です。しか方法はありません。現在もっとも確実な方法は、予防接種です。不運にして予防接種を受ける前に麻疹の患者さんと接触した場合には麻疹のγ‐グロブリンを注射することで重症化を防ぐしかありません。
1歳過ぎているのに予防接種をしていないお子さんは、早目に受けて下さい。

原因:麻疹ウイルス
潜伏期:10〜11日    
感染期間:発疹出現前5日から出現後3〜4日まで。    
登校停止:解熱した後3日を経過するまで。
                   3〜4日後    
    症状:発熱、咳、眼脂 ──────→ 発疹、コプリック斑(口腔内)
        1週間で熱は下がり、1〜2週で発疹も消失する。
診断:コプリック斑、発疹、あるいは麻疹抗体(1ヵ月後)の推移による。
合併症:肺炎、脳炎、中耳炎、仮性クループ、腸炎など。肺炎が大切。
治療: 対症療法、軽くすむように治療する。特殊療法はない。
        抗生剤、解熱剤、鎮咳剤を使用し、熱があれば冷やしてよく、とくに
         温める必要はない。食事は食べられれば何でも可。油ものも可。
        脱水に注意し、水分の補給が大切。
予後:今日でも麻疹で死亡する場合がある。死亡率1%以下。
入浴:熱が下がって、一日中元気になり食欲、機嫌が良ければ可。
注意:呼吸状態、脱水に注意を。7日以上熱が続くとき又は一度解熱し再び
        発熱した時は必ず受診すること。麻疹後、抵抗力が落ちるので罹患後
        1ヵ月は要注意。

(1)発熱について(2)引きつけについて(3)嘔吐について(4)下痢について(5)脱水について
(6)咳・喘鳴について(7)各論1 麻疹(8)各論2 風疹(9)各論3 特発性発疹
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(14)各論8 リンゴ病(15)各論9 マイコプラズマ肺炎(16)各論10 百日咳
(17)各論11 溶連菌感染症(18)各論13インフルエンザ

(番外編1)傷の手当(番外編2)ワクチンの注射について (番外編3)経口補液のレシピ
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