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(1)発熱について(2)引きつけについて(3)嘔吐について(4)下痢について(5)脱水について
(6)咳・喘鳴について(7)各論1 麻疹(8)各論2 風疹(9)各論3 特発性発疹
(10)
各論4 水痘11)各論5 水いぼ(12)各論6 手足口病(13)各論7 おたふくかぜ
(14)各論8 リンゴ病(15)各論9 マイコプラズマ肺炎(16)各論10 百日咳
(17)各論11 溶連菌感染症(18)各論13インフルエンザ

(番外編1)傷の手当(番外編2)ワクチンの注射について (番外編3)経口補液のレシピ
(番外編4)小児のスキンケア(番外編5)各論12 学校伝染病


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(10)各論4 水痘
原因:水痘・帯状疱疹ウイルス(VZV)の飛沫および接触感染により感染。
ヘルペスウイルス科のα亜科に属するDNAウイルス。

潜伏期:通常14日(13〜21日)。感染力が強いために予防接種をしていないと96〜98%の子供が感染します。予防接種は公費負担がありません。

症状:
@発疹は紅斑 → 丘疹 → 水疱 → 痂皮の進行が早い(1〜3日)。躯幹に多く、粘膜、有髪部にも出現。紅斑、丘疹、水疱、痂皮の各ステージの発疹が混在するのが特徴です。

A発熱は37℃〜38℃台が多く、25%は無熱です。

B痂皮脱落まで1〜2週間で良くなる。白斑後、瘢痕は残しませんが、数ヶ月以上白斑が残ることがあります。
診断:発疹の様相で診断は容易。発疹の出はじめは判りにくいこともありますが、2日すればハッキリします。
合併症:稀。肺炎、脳炎、髄膜炎、急性小脳失調症、ライ症候群(アスピリン使用時)。
治療:石炭酸亜鉛化リニメント(カルボルチンクリニメント;カチリ)などの外用が一般的です。痒みを押さえます。二次感染をおこした場合には抗生物質の外用、全身投与が行われます。抗ウイルス剤としてアシクロビル(ACV)があり、重症水痘、および水痘の重症化が容易に予測される免疫不全者などでは第一選択薬剤となります。水泡を掻いて潰すと2次感染が起きるので爪を細目に切って、皮膚を清潔に(肌着は毎日替える)保って下さい。
予後:おおむね良好。合併症がなければ心配ありません。
感染期間:発疹出現前1日から全発疹の痂皮化まで(普通7日)。
登校停止:すべての発疹が痂皮化するまで(学校保健法第二種感染症)。ただし病状により感染の恐れがないと判断されれば登校可。
入浴:シャワーで汚れを洗い流す程度なら問題ありません。
発症予防:
1)予防接種
水痘の子に接触したとき、発症を防ぐために、72時間以内に急いで予防注射をするという方法もあります。
2)ゾビラックスの予防内服

水ぼうそうの子に接触したとき、発症を防ぐために、9〜10日目から7日間通常の半量を飲む予防法もあります。ただしこの使い方には保険適応がありませんので、全額自己負担になります。

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