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(1)発熱について(2)引きつけについて(3)嘔吐について(4)下痢について(5)脱水について
(6)咳・喘鳴について(7)各論1 麻疹(8)各論2 風疹(9)各論3 特発性発疹
(10)
各論4 水痘11)各論5 水いぼ(12)各論6 手足口病(13)各論7 おたふくかぜ
(14)各論8 リンゴ病(15)各論9 マイコプラズマ肺炎(16)各論10 百日咳
(17)各論11 溶連菌感染症(18)各論13インフルエンザ

(番外編1)傷の手当(番外編2)ワクチンの注射について (番外編3)経口補液のレシピ
(番外編4)小児のスキンケア(番外編5)各論12 学校伝染病


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(番外編1)傷の手当

子供の頃に、幼稚園や小学校で転んで膝小僧を擦りむいたら、 保健室に行って養護の先生に傷口を消毒してもらって、リバノール等を染み込ませたガーゼを当ててもらった経験がある 方が多いと思います。僕の膝にもその時の傷跡がまだ残っています。 擦り傷や火傷の治療には、消毒してガーゼをあて て、傷口を乾燥させてバイ菌の繁殖を押さえるという考え方が主流でした。新しい創傷の治療法として、「閉鎖療法」と か「密閉療法」と呼ばれる治療法が提案されています。

これは消毒液自体が組織を破壊したり、リンパ球の働きを阻害したりするので消毒は不要である、その代わりに(場合 によっては局所麻酔をした上で)、水道水もしくは生理食塩水で丁寧に洗浄した上で被覆材で密閉して傷を治そうとい う考え方です(水道水の殺菌効果については数々の論文が出ています(lang=EN-US AngerasMH,Brandberg A, Falk A, Seeman T.: Comparison between sterile saline and tap water for the cleaning of acute traumatic soft tissue wounds, Eur J Surg 1992 Jun-Jul;158(6-7):347-50で,動物実験で創の洗浄を水道水と生理食塩水で行い,両者で創 の細菌数も感染率も有意差がなかったという実験からも明らかである。
同様の内容はWOUND IRRIGATION AND TAP WATERでも言及されている)。
細菌を殺すような薬は人間の細胞も殺せる、という事です。細菌を殺さなくても十分な洗浄によって傷口に細菌が居ない状態にしてその上を密封してしまえば、あとは自然治癒力によって驚くほど短期間にしかも綺麗に治癒します。
場合によっては、縫合を避けられるケースや湿疹やアトピー性皮膚炎にも応用できる可能性があります。
僕はアトピー性皮膚炎の治療では、血液検査をして原因物質を洗い出して(検査しても分からない事も多々あります)、強烈な食事制限(子供の成長の為に必要な栄養素が摂れなくなることがあります)を課すよりも閉鎖療法を含めたスキンケアを徹底する方が患者さんの負担も少ないと思います。
閉鎖療法の第一人者の松本市の夏井睦先生のHPを以下に紹介します。だまされたと思って読んで見て下さい。ただし、刺激的な写真が多いので苦手な方は要注意!

▼新しい創傷治療 − 消毒とガーゼの撲滅を目指して −
http://www.asahi-net.or.jp/~kr2m-nti/wound/

▼新鮮外傷の閉鎖療法
http://www.syouwa-geka.com/gaisyou.htm

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